経営が数年前に別のインド系ホテルグループに移ってから二度目となる訪問。当日は満室状態でランチの前にお部屋を見せてもらうのにも一苦労でした。さてそのお味は。。
アンボセリの西側では唯一のホテルとなるトーティリス。宿の受付はキリマンジャロを正面にしっかり臨める小高い丘の中腹にあるので途中、どんどん坂道を上って行きます。レセプションを通り過ぎると左がバーエリア、右がレストランになっていてどちらからもアフリカ最高峰の姿を眺めることができます。この日は宿泊客が多かったので壁際のコーナーにバイキングが用意されていました。
テーブルに運ばれて来たのはなぜかケニアのストリートフードとして知られるチャパティ(油っこいクレープ)とサモサ(サンブーサ、三角形の揚げ餃子)、あとカチュンバリと呼ばれるトマトと玉ねぎのマリネでした。温かい料理のコーナーを除くとインド系のメニューが多数。ピラウという炊き込みご飯は味、炊き方もいまいちでした。全部で三種類くらいしか並んでいませんでした。奥にはトマト、クリームの二種類のソースが用意されているパスタ実演コーナー。茹で過ぎのパスタはどこをいじっても美味しくなるはず無いのにね。結局、週に一度目先を変える為に回ってくる地元料理をテーマにした日に運悪くぶつかっただけなのか、それともいつもこんな感じなのか判然としないまま席を立ちました。
まとめ
まず繁忙期の一泊一部屋の宿泊費(三食つき)が10万7千円(今日のレート)であることを考えると、料理の内容はもっと良くていいはず。大きいホテルグループ特有の縛り(内容を均一化しないといけない等)があるのかもしれません。各国をグルメ目的で訪れたことがある人は味付けにがっかりするかもしれません。一方、高台からの景色はアンボセリの中でもベストですし、キャンプファイヤーも小高い丘の中腹に準備されて高級酒を除くドリンクも飲み放題なので、山を見ながらお酒を飲みたい人には超お勧めです。ご自身の日程に組み込むべきか外すべきか、迷ったら是非私にご相談ください。