アンボセリ国立公園
アフリカ最高峰(標高5,895m)の山麓に広がる小さな公園。ヘミングウェイの小説と映画「キリマンジャロの雪」の舞台としても知られる。 火山灰により形成された地形は見渡す限り平坦で埃っぽく、気温の上がってくる日中は多くの竜巻が発生する。季節によって風景と動物相ががらっと変わるのが特徴。乾季には中央部の湿地以外は乾き切って半砂漠となり、動物達が水場に集まることで観察しやすくなる。一方雨季には一面が草原に覆われ、さらには東側に巨大な湖が現れて車の通行が制限されることもある。山の撮影は雲の多い日中は困難なので日の出前と日没が最大のチャンスとなる。
基本データ:
- ナイロビから南東へ220km、陸路ならモンバサロード沿いの町エマリ経由で約4.5時間
- 空路は毎朝7~8時に2つの航空会社が定期便を運行中だが乗客不足で運休も多い
- 面積392平方キロメートル
- 公園中央にある小高い丘、オブザベーションヒルからの素晴らしい眺め
- オブザベーションヒルと滑走路にトイレあり
- マサイ族の村にお邪魔して山を背景に彼らのジャンプ姿も撮影可能
- 11月以降は冬のヨーロッパから渡り鳥が訪れる
- 朝夕に繰り返されるゾウの行進に加えてライオンとチーターも観察可能
- 公園外の乾燥地ではキリン、オリックス、ディクディクが多く見られる
GPS座標:
- メシャナニゲート(S 02°32.272′, E 37°08.691′)
- トーティリスキャンプ(S 02°40.972′, E 37°10.954′)
- オブザベーションヒル(S 02°40.343′, E 37°14.314′)
- オルトカイロッジ(S 02°40.119′, E 37°17.006′)
- キマナゲート(S 02°43.201′, E 37°22.780′)
主な宿泊施設:
- Ol Tukai Lodge
- Amboseli Serena Lodge
- Tortilis Camp
- Kilima Safari Camp
- Kibo Safari Camp
- Tawi Lodge
- Elerai Camp
- Amboseli Sopa Lodge