ケニア入国に際し、ビザの代わりに電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization)の申請・支払いが必要となりました(約32.5USD)。

【準備編】タンザニアビザまとめ

タンザニアを観光目的で訪れようとする人に向けて、現時点(2024年8月)での最新情報をまとめました。大草原でのサファリ、インド洋に沈みゆく夕日をストーンタウンから眺めたり、アフリカ最高峰の登頂に挑む場合のいずれもビザは必要になります。結論として、英語限定にはなりますがガイドラインに従い、時間的な余裕があれば申請手続きは自分でこなせるはず。アライバルビザの注意点も最後に載せましたので、下段までお読みください。

準備するもの

タンザニアのビザは6種類ありますが、3ヶ月以内の観光であればOrdinaryビザを選択することになります。申請の要件は以下で、特に①~③は300キロバイト以下のJPGまたはPNGファイルに変換しておく必要があります。

  1. 有効期限が6ヶ月以上ある有効なパスポートの顔写真ページ
  2. パスポートと同サイズの近影
  3. 出入国時のチケット写し、またはツアー日程の写し
  4. 受け入れ先の詳細(お世話になる予定の現地サファリ会社の代表者名、連絡先等)
  5. クレジットカード(50米ドル+手数料0.75米ドル、ビザまたはマスターカード限定)
  6. (必要に応じて)黄熱病予防接種証明書

⑥に関しては、ケニアやエチオピアを始めとする黄熱病の感染リスクがある国から入国する場合に必要となります。カタール航空やエミレーツ航空を利用して、日本から行って帰るだけなら不要です。

基本は事前オンライン申請

申請はEビザ申請専用サイトにアクセスすることから始めます。駐日ケニア大使館とは異なり、在日タンザニア大使館は日本語のビザ情報を提供していないため(英語ページに遷移してしまう)、本気で日本人に来て欲しいのか疑ってしまいます。最初のページで「New Application」をクリック後に連絡先等を入力するとIDが発行されて図のようなメールが届きますので、以降の手続きはいつでもそこから再開できて便利です。

本番の申請ページでは申請人の情報、訪問の目的、旅程などを記載していきます。ケニアのシステムなら家族ひとまとめで手続きできるのですが、タンザニアはひとりずつ登録するため手間がかかりますね。次のステップで上記の①~③をアップロードし、最後は支払いに進みます。クレジットカード情報を入力後、確認画面が表示されますので、これを画面コピーして保存しておくと、トラブル時の証明に使えるのでお勧めします。ネットワークやシステムの不調でカード決済が未承認になることもあり、その場合は落ち着いて翌日に再トライするなどしましょう。

承認はメールでお知らせ

公式ページには通常10日かかるとされていますが、個人的な経験では4~5日で承認される印象です。結果は登録してあるメールアドレスに届きます。記載されているリンクに進むとPDFの形でビザが出来上がっているので、PC上に保存して、念のため紙の形で印刷して旅行に持参します。

アライバルビザについて

公式サイトでは推奨されていませんが、急な出張を命じられた時などは到着時にビザを取得することも可能とされています。ケニア南部のナマンガから陸路でタンザニアに入る場合は最新情報に詳しい通関業者を紹介することもできます。タンザニア旅行を満喫するためにも、準備に怠りはないように!