西ツァボ国立公園
ケニアの公園・保護区の中で最大面積を誇り、国立公園としてもアフリカで最大級の広さ。赤土と潅木から成る乾燥地が主だが西部には大昔の活発な火山活動を想起させる激しい形の岩山や溶岩流の跡が見られる。ライオンよりもヒョウとの遭遇率が高い。雨季は茂みが濃くなり見通しが制限される。ゲームドライブ以外にも居ながらサファリや水族館、クロサイの保護区など観光ポイントが豊富に用意されていて飽きない工夫がされている。
基本データ:
- ナイロビからモンバサロードに沿って南東へ290km
- アンボセリから来る場合はキマナゲートから150キロ東進
- 面積2万892平方キロメートル(モンバサロードを挟んだ東西ツァヴォの合計)
- 空路は毎朝7~8時にサファリリンク社が定時運行中(閑散期はミニマム4名)
- カバの棲む泉ムジマ・スプリングスで休憩、水中観察小屋もあり
- ムジマでは銃を持ったレンジャーと散策できる(ツアー後にチップを要求される)
- キラグニセレナのレストランからキリマンジャロが見える
- ングリアロッジの近くにクロサイの保護区があり訪問可能(16時のみ)
- レンガ色の泥を浴びた「赤ゾウ」は密猟により減少中
- マサイマラでは見かけないレッサークドゥが多く生息する
GPS座標:
- ミティトアンデイ(S 02°41.310′, E 38°10.251′)
- キラグニセレナ(S 02°54.427′, E 38°03.636′)
- ムジマスプリングス(S 02°59.137′, E 38°01.277′)
主な宿泊施設:
- Ngulia Safari Lodge
- Kilaguni Serena Lodge
- Mzima Springs
- Finch Hattons Camp