タランギレ国立公園
アルーシャを基点とする北部サーキット(マニャラ~ンゴロンゴロ~セレンゲティ)から南西に95キロ外れたサイドトリップになるために見過ごされがちな公園。ケニアのツァヴォやタンザニアのセルーに似た動物相と樹齢数百年を超えるバオバブの巨木群はどこにも負けない価値を持つ。特に乾季には公園外からも動物が大挙押し寄せるために2泊しても飽きないはず。入園ルールが頻繁に厳格化されるので宿泊は公園内に建つロッジを選んでおくほうが無難。
基本データ:
- アルーシャから南西へ125キロ、マクユニ交差点で曲がらずにドドマ方面へ直進
- 面積2,850平方キロメートルはマサイマラの2倍近い
- 大半のエリアが低木と疎林に覆われており見晴らしは乾季でも良くない
- 枯れることのないタランギレ川の水を求めて乾季には動物が大挙押し寄せる
- バオバブの巨木が密生する場所は公園ゲートとタランギレサファリロッジの敷地内
- 雨季には動物の影が薄くなるので見所をバオバブに絞るとよい
- 公園東部にバルーンサファリの発着所もある
- 公園東部に隣接する狩猟区内にも数軒のロッジがある
GPS座標:
- メインゲート(S 03°44.324′, E 35°58.194′)
- サファリロッジ(S 03°46.204′, E 36°01.267′)
- タランギレソパ(S 03°54.448′, E 36°05.715′)
- ツリートップス(S 03°46.509′, E 36°09.237′)
主な宿泊施設:
- Tarangire Safari Lodge
- Tarangire Sopa Lodge
- Treetops by Elewana