
「紳士淑女による、紳士淑女のためのサービス」を標榜するリッツカールトンが、南アやタンザニアではなくケニアの、しかもマサイマラに開業するという話に実感が湧かなかったため、ナイロビ市内にあるモデルルームを見学してきました。営業担当者との歓談後、系列ホテルの裏の駐車場へ移動すると左右対称のデザインが珍しい建物を発見。全ての部屋にプライベートプールがつく、という説明でした。

室内に入ると廊下を通じて左の居間と右の寝室がつながる「スイート仕様」になっていて、20ある全ての部屋がこんなに広いそうです。お部屋の横の壁は網戸とキャンバス地のロールアップカーテンの組み合わせですが、プライベートプールへ続く前面は全てガラス張りになっていて、恐らくヌーも渡ることがあるサンド川と、その向こうのタンザニアの草原が一望できる設計になっているようでした。

広い床を「横断」するとやっとベッドルームに辿り着きます。バスタブの位置が微妙ですが、ベッドのヘッドボードの裏側にはミニバーや収納棚が機能的にまとめられています。欧米人が好きな屋外シャワーも、室内シャワーと別に設置されています。担当者によると8月初旬に完成予定ですが、マリオットグループのお歴々やVIPの訪問が予定されていて、一般客の予約受付は8/15以降になるそうです。今のところ私に招待状は届いていないので、予定だけは開けておこうと思います。
Was there on 2025-4-09