ケニア入国に際し、ビザの代わりに電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization)の申請・支払いが必要となりました(約32.5USD)。

オロナナ再訪レポート

数年前に共有スペースを改装したばかりなのに昨年の一月に全面改装に取りかかったオロナナ。南アフリカやボツワナにある同系列の姉妹ホテルに比べれば見劣りはしていたものの特に不便は感じていなかっただけに驚いたのを覚えています。六月に再開するという告知を信じず様子を見ていたところ予想した通り、オープンは七月にずれ込みました。見学の為に立ち寄った日は閑散期にも関わらず全14室が満室だったのでゆっくりはできませんでしたが改装後の変更点に注目したレポートをお送りします。

眼下はマラ川.

以前もレストランはカバの棲む川に面していたものの、改装後のフロアはごっつい鉄筋に支えられて大きく川面の方向へ張り出すようになりました。家具類はグレーを基調としたモノトーンでまとまっていて私には陰気に移りました。昔は差し色として黄色がいい感じだったのですけどね。

こちらのキャンプファイヤーをするためのデッキは全くの新設です。昔は駐車場の向こうの空き地で行っていました。ボツワナにある高級キャンプでよく見られるデザインです。水中のカバの目に夜な夜な空を焦がす炎はどのように映るのでしょうか。

一面ガラス張り.

客室はガラスを多用したコンクリート造りにすっかり変わっていました。昔は四方と屋根がキャンバス地だったので隙間からカバやハイエナの鳴き声が聞こえて風情がありましたが今後は無理でしょう。マラ川を眺めながら応接セットで食後に寛ぐ自分の姿を想像しました。

ちょっと過剰と思われるのが猫足どころか卵の形をしたこちらのバスタブ。庭師やハウスキーパーはそちら側を通らないからいいですがブラインドを下げずに浸かるには勇気がいります。アメニティは南アから輸入したアフリコロジーという高級ブランドで揃えてありました。

まとめ.

改装後も14という部屋数を変えることはありませんでしたがモダンな設備が揃ったハネムーンテントというカテゴリーは消えました。今は全室が同じデザインとなっています。ただ一組だけ必要に応じて通路でつなげて利用できるファミリーテントがあります。また今後は川下の方角にプレジデンシャルスイートを建設予定だとか。昨年から三割増しの料金を払う用意のある人は私を含めて多くは無いと思いますが、雨期には一泊無料キャンペーンもあるので賢く泊まる方法を今後も発信して行くつもりです。


Was there on 2018-12-14


2016年のレポートはこちら