ケニア入国に際し、ビザの代わりに電子渡航認証(eTA:Electronic Travel Authorization)の申請・支払いが必要となりました(約32.5USD)。

お!すすめホテル│アンガマアンボセリ

丘の上からの絶景で知られるマサイマラのアンガマ。その姉妹ホテルがアンボセリにあるというので、日本の大手旅行会社の社員さんと一緒に見学してきました。場所はアンボセリというよりは、そこへ向かう途中の緑豊かな私営保護区です。保護区の入り口は幹線道路に面していますが宿泊客のみ通過が許され、我々さえも自前のサファリカーを入り口に残置して、宿の車に乗り換えた上で向かうという徹底ぶりでした。

お部屋は全室がスイートタイプで、ベッドルームとシャワー等がある区画が別々になっています。インテリアは高級ホテルのように落ち着いた雰囲気。滞在プランはサファリも含めたオールインクルーシブが基本なので、ミニバーに置かれたジンやウイスキーも飲み放題です。この日はあいにくの曇り空でしたが、自分の部屋からキリマンジャロが見えるように設計してあるそうです。

広い敷地をレセプションまで歩いて戻りながら、この宿の最大の特徴はエクスクルーシブな滞在体験だと思いました。公示価格は繁忙期で1部屋60万円以上なので万人向けではありませんが、アンボセリとキリマンジャロとツァボに三方を囲まれた貴重なエリアをわずか10室のホテルが独り占めする対価としては妥当なのかもしれません。自然保護への積極的な貢献という価値観を共有する仲間たちと夕食前に(英語で)語らう時間も素敵でしょう。

マサイマラのアンガマと同様に、施設内にはフォトスタジオがあり、アドバイザーが常駐しています。自慢の作品をフルサイズで印刷して発送、あるいは額に入れることもできるそうです。また別料金にはなりますが、規制の緩い私営保護区内ではウェディングドレスを持ち込んでのフォトウェディングも可能。アンボセリ国立公園までは40分もかかるため、サファリ一辺倒というよりはホテルでゆったりと過ごす術を知っている方、またはアクティブに過ごすアイディアを持っている人にお勧めできる場所でした。

Was there on 2025-2-16