今年の７月からマサイマラの入園料が１日あたり200ドルになっているのはご存じでしょうか。昨年は80ドルだったのでなんと2.5倍！加えて夕方６時に失効するため、翌朝に道すがらのサファリはできないことになります。その分の追加徴収を恐れて現地では、ホテルから国内線空港までの移動中はサファリカーの屋根を閉じたままにしてサファリはしていないフリを強いられています。
さらに悪いことには、年明けからマサイマラの中に建っている宿に対して一泊ひとり60ドルのコミュニティーフィーなるものが追加で課せられるようです。この分がツアー費にどう反映されるのか誰も分かりません。南で接するセレンゲティの入園料は71ドルですから、観光客がタンザニアへ流れていると嘆くドライバーさんの話も真実味があります。