熊みたいにずんぐり.
サーバルなど小型ネコの出産は一年に一度くらい。妊娠期間は二ヶ月ほどだそうです。一回あたりの出産数は平均2から3で、今回出会ったのは二頭の子連れでした。初めからそうだったのか、はたまた最初は3匹の兄弟だったのにある時毒ヘビに一頭がやられてしまったのかも、などと想像して勝手に心を痛めました。母猫の乳首は6つあるそうなので今のところケンカにはならないでしょう。
ウキウキ雨季.
サーバルは他の猫類よりも昼間活動する傾向が強い為、我々のサファリ中に出会う可能性はカラカルと比べれば高いほうです。この母親のように子猫を隠す茂みとネズミなどの獲物が増える時期を狙って赤ちゃんを産んだのであれば、やはり雨季は子連れの動物を見かける可能性が高いシーズンだと言っていいのかもしれません。
雨季のウリ.
雨季にサファリをする際のボーナスポイントはもう一つあります。それは期待を上回るレベルの表情を見せる夕焼けと朝焼けで、自分が上手な写真家になった気さえしてきます。東京ではあり得ないくらい広いエリアが見通せるので背景が真っ暗な雨雲なのに手前の被写体と自分のエリアは快晴だったりして不思議な写真が撮れたりもします。虹も頻繁に目にします。この家路を急ぐマサイ族の姿は雨季には関係なく不意に訪れたチャンスを切り取ったものではありました。
Was there on 2018-05-13
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