客室の内装が一新されたと聞いたので乾季の終わりにフィグツリーへ向かいました。宿泊日の夕方と翌朝の二回しかサファリをしなかったにも関わらず多くの動物に出会えて、しかも雌雄が愛を育むシーンに二度も遭遇できた珍しい二日間となりました。
西部はからっから.
前の日はオロナナ・キャンプに泊まっていたのでこの日は西半分にあたるマラ・トライアングルから北部を伝い、ムシアラ・ゲートから再度マサイマラに入るという横断ルートを辿りました。道中の草原は雨不足なのかカラカラに乾いていて、ヌーの群れもキーコロック周辺に着くまで一頭も見かけないほどでした。
悪魔的ハゲワシ.
ヌーはこの時期から行列をなしてどんどんタンザニアに向かいます。体力が無い個体から狙われたのでしょうか、死骸を時折見かけました。こういうテレビではおなじみのシーンも自分でサファリをする場合はあまり出くわしません。
愛の謳歌(1).
フィグツリーで出されたランチは私には塩っ辛すぎましたね。部屋は評判どおりにタイルは張替えられ、家具はいつもどおり自前なのですが角ばったデザインが取り入れられてモダンになっていました。エンジンをかけたらすぐにサファリが開始できる好立地のおかげなのか、しばらくすると開けた場所でお昼寝をするライオン夫婦を発見しました。雲が多く涼しい天気だったので寝起きのアクションを期待してその場に数十分留まった結果、交尾の瞬間を目撃するという幸運に恵まれました。
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